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八王子母子殺害事件
指名手配犯
大沢 悠也(おおさわ ゆうや)

生年月日:不明
出身地:不明
身長:158cm程度
体型:やせ型
特徴:めがねをかけることがある

妻と子を殺害後、華厳の滝で偽装自殺し逃走

2009年4月28日午前2時過ぎ、東京都八王子市松木のマンションの一室で、この部屋に住む会社員大沢咲子さん(当時27歳)と長男の航也ちゃん(当時3つ)が死んでいるのを、訪ねてきた会社員の夫(当時29歳)の両親が見つけ110番通報した。咲子さんの頭部に鈍器のようなもので殴られた傷が数カ所あり、航也君の首には圧迫された跡があった。室内からは血のついたスパナが見つかっており、これが凶器と見られる。司法解剖の結果、咲子さんが頭部打撲傷による失血死、航也君が窒息死だったことが分かった。発見時に玄関の鍵が施錠されているなど、家族以外の侵入の形跡はないという。

事件後、同居の夫が行方不明になっており、警視庁捜査1課は夫の行方を捜索。夫の車が栃木県日光市の華厳の滝の駐車場に止めてあったことが判明した。滝近くの防犯カメラには車を1人で運転する夫の姿が映っていたという。さらに滝の頂上付近からは夫のダウンジャケット、カード入りの財布、デジタルカメラが見つかり、滝つぼからシャツも見つかった。自殺した可能性があるとみて、滝の流れを止めて付近を捜索。しかし夫の発見には至らなかった。

華厳の滝ではいまでも年間数人の自殺者が出ており、大抵の場合、上から身を投げても思ったように滝壺までは到達できず、途中の崖や岩肌にひっかかることがあるという。遺体の引き上げ作業のために、水を止めることも度々ある。 万一、遺体が川の流れにのっても、流れはそれほど速くなく、下流には発電所の貯水槽があるためその間で発見されるものと考えられる。 なお、滝の上部周辺には、自殺志願者などが立ち入れないように柵が張りめぐらされているが、これは高さ2mほどで、男の人なら簡単に乗り越えられる高さだという。

2009年5月18日、警視庁捜査1課は夫が自殺を偽装して華厳の滝から立ち去り逃走している可能性があると見て、殺人の疑いで同居の夫で元会社員、大沢悠也容疑者(当時29歳)を指名手配した。しかしその消息は華厳の滝からぷっつりと途絶えており、現在も行方が分からないままである。



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