千葉県習志野市女性浴槽殺害事件 (2004年11月）

２００４年１１月１６日午後７時５５分ごろ、千葉県習志野市東習志野に住む、無職の渡辺糸子さん（当時６９歳）が自宅１階の水を張った湯船に普段着で座ったままの状態で死んでいるのを同居している内装工の長男（当時３１歳）が発見し、１１０番した。目立った外傷はなかったが、司法解剖の結果、窒息死とわかった。室内に物色されたようなあとや争った形跡はなかった。 　

渡辺さんは、夫が１０年ほど前に他界。その後、事件のあった場所に引っ越してきて、長男と２人暮らしだった。渡辺さんが１階、長男が２階で生活していた。長男が渡辺さんに最後にあったのは１５日朝の仕事に行く際で、その日の夜に帰宅したときには渡辺さんの遺体に気がつかなかったという。

渡辺さんの遺体発見時の状況が、水の張られた浴槽で足を抱え込むような体勢であったことから、首を絞められた後、浴槽に入れられたものと見ている。

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