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宇都宮女子大生殺害事件 (1999年4月)

1999年4月23日、栃木県南那須町の人里離れた山林で山菜取りにきた男性が道路から3mほど入った竹やぶの中で女性の全裸遺体を発見した。遺体は仰向けの状態だった。解剖の結果、死後10日程経過しており死因は窒息死であることが分かった。首には絞められたような跡があった。その他に目立った外傷は無かった。

その後の調べで、女性の身元は宇都宮市在住、作新学院大学2年坂本弥加さんであることが判明した。発見現場には争った形跡は無く、別の場所で殺されたと思われる。 坂本さんは4月6日の夕方「ちょっと出かけてくる」と車で自宅を出た。同日夜には宇都宮市内のラブホテルで目撃されていたが、それ以降行方がわからなくなり、4月9日には家族から宇都宮東署に捜索願が出されていた。

捜索願が出されてから2日後、自宅から2キロ程離れたファミリーレストランの駐車場で坂本さんの車が発見された。このレストランは24時間営業で、いつ車が止められたかは不明だが、坂本さんはここから別の手段で移動した可能性が高いとみられる。しかし、彼女の足どりはここからプツリと途絶えている。

事件発生から7ヶ月半が経過した頃、坂本さんの遺体が見つかった場所の隣町にある竹やぶで、重要参考人と見られていた男性が首を吊って死んでいるのが見つかった。この男性は芳賀町に住む35歳の無職の男性で、死後半年ほど経過し、 すでに白骨化していた。遺体の横には「自分はやっていない」等と書かれた遺書が見つかった。



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