未解決事件ファイル
和歌山スポーツ用品店主殺人事件(1995年9月) |
1995年9月23日午後0時40分ごろ、和歌山県湯浅町でスポーツ用品店を経営する船山欣一さん(当時74歳)が自宅兼店舗の台所で頭から血を流して倒れているのをスポーツ用品会社員が発見した。そばには血痕の付いた木製バットが残っており、
商品のビニール袋に入ったまま落ちていた。
船山さんの死因はバットで頭を強く殴られたことによる外傷性くも膜下出血。店のシャッターは閉まっており、犯人は開いていた台所の勝手口から侵入しており、強盗目的と思われる。侵入の際に帰ってきた船山さんと鉢合わせになり、殺害したものと見られている。
この日、船山さんは午前9時ごろから店より約200メートル北側に離れた場所にある貸し倉庫で、特売セールを実施。
スポーツ用品メーカーの社員5人も応援にきていた。午後0時30分頃、船山さんが客から注文があった軟式テニスボールを取りに店にいったん戻ったが、そのまま戻らなかったため、スポーツ用品メーカーの社員が探しに来て、遺体を発見した。店には鍵がかけられていなかったという。
湯浅警察署によると、市民から情報の提供を呼びかけたところ、これまでにおよそ250件の情報が寄せられたが、犯人に直接結びつくものはなく、現在も解決には至っていない。
事件から14年が経過した2009年9月には、湯浅警察署員が町内のスーパー2カ所で、事件の概要や犯人の情報提供を呼びかける内容のチラシを配り、市民に事件解決の協力を求めた。
湯浅警察署
電話:0736(64)0110
FAX:0736(64)0123
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