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未解決事件ファイル

足柄峠専門学校生殺人死体遺棄事件(1984年9月)

1984年9月9日、静岡県駿東郡小山町小山の足柄山中で、埼玉県坂戸市に住むデザイン学校生吉池治美さん(当時27歳)の白骨化した遺体が発見された。遺体が発見されたのは同町の国道246号から約7キロ入った林道脇で、造園業者が一部白骨化した人間の頭部のようなものが地面からのぞいているのを見つけた。

駆けつけた捜査員が掘り返したところ、ポリ袋に入れられて粘着テープでぐるぐる巻きにされた女性の遺体が見つかった。遺体は全裸で後ろ手にされ、体を「く」の字に折って、何重にもロープで縛られたうえでポリ袋に入れられていた。検視の結果、遺体は死後数ヶ月から2年が経過しており、死因は胸部圧迫による窒息死であることが分かった。

吉池さんは遺体で見つかる約1年半前、自宅近くの病院に行ったのを最後に足取りが途絶えており、家族から捜索願が出されていた。警察は、遺体が複雑な縛られ方をしていたことから、何らかの事情によって誤って死亡した過失致死と殺人の両面から捜査したが犯人につながる有力な情報が得られず、1999年9月9日に時効となった。




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