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未解決事件ファイル

茨城県藤代町酒店夫婦強盗殺人事件(1983年3月)

1983年3月15日早朝、茨城県北相馬郡藤代町(現・取手市)にある酒店で、この店の経営者・宮本三郎さん(当時75歳)と、妻のいとさん(当時71歳)の遺体が自宅床下から発見された。三郎さんは頭を鈍器で殴られており、2人とも首をへこ帯(男性用に作られた帯ひも)や腰ひもで絞められて殺害された後、遺体を床下に隠されたと思われる。

犯人は夫婦を殺害後、店先のシャッターを下ろして鍵をかけ、「急用のため本日休業」と段ボールに赤鉛筆で書いてシャッターに掲げたり、血のついた布団を押入れに隠し、血のりのついた廊下をふき取るなど、念入りに証拠隠滅を図っていることが判明した。貼り紙の「本日休業」の「業」の字の筆跡に特徴があったという。

また、自宅にあったはずの現金20万ほども無くなっていた。遺体の状況から、宮本さん夫婦は13日午後8時半ごろから、翌14日午前5時半ごろまでの間に寝込みを襲われたとみられる。

その後の調べで、自宅近くの用水路や山林から、三郎さんを襲う際に使用した凶器とみられる長さ約60センチのバールや、血の付いた軍手などが見つかった。事件の約3週間後には、犯行直前に店舗前の自動販売機の陰から店内を覗き込むなどしていた建設作業員風の2人組の男がいたという目撃情報が寄せられたが、犯人特定には至っていない。




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