日本で起こった未解決事件をファイリングしていくサイト
ホーム 未解決事件ファイル(〜2000年) 未解決事件ファイル(2001年〜) 全国指名手配犯 “行方不明事件”

未解決事件ファイル

茨城県取手市女子高生行方不明事件(1987年6月)

1987年6月20日午後7時20分頃、茨城県北相馬郡藤代町(現・取手市)大曲に住む県立藤代紫水高校1年の根本直美さん(当時15歳)が高校の軟式テニス部の活動を終えて、部員達と別れて自宅に向かって以降、行方が分からなくなった。

高校から根本さんの自宅は東の方向にある。根本さんは普段、高校から南に小貝川を見てほぼ並行に走る約2キロの道を通り、自転車で帰宅していた。午後7時15分ごろ、自宅まで約800メートルの地点にある小貝橋のたもとで部員8名と別れ、それ以降の足取りが不明となっている。

根本さんが帰宅しないため、心配した母親が様子を見に行ったところ、自宅から約400m程の位置にある熊野神社前の土手に直美さんの自転車が倒れ、通学時に持っていたバッグも放置されているのを発見し、周辺を探したが直美さんは見つからなかった。バッグの中にあった現金10,850円は残されたままだった。

当日の夜は根本さんの父親が神社裏手の集会場で地域の会合に出席するため午後7時頃にこの道を自家用車で通過していたが、不審な車両や人物を見た記憶はないという。

警察の捜索では警察犬も投入して捜索を行ったが、自転車が放置された場所から先の自宅方向に警察犬は動かず、直美さんの足取りは熊野神社前で消えている。

失踪直後直美さんの実家には3日間、警察が泊り込みで捜索に当たったが、警察が引き上げた直後の夜に無言電話があり、母親が電話口で「もしもし?」と呼びかけると電話は切れ、その後はいたずらと思われる電話が2回ほどあったという。

直美さん失踪の前日19日の夜、直美さんの自転車が放置されていた熊野神社(大曲地区)の対岸にある藤代地区で「会社帰りの女性が白い車に追いかけられた」との情報を得たが人物の特定が出来ず、真偽は不明のままとなっている。

根本さんは身長168センチのやせ型。髪は肩ぐらいまであり、行方不明当時は紺色のリボンで後ろ髪を結び、エンジ色のジャージに通学用の紺色のレインコートを着ていた。近視で、右腿に火傷痕がある。根本さんの姉も当時同じ高校の3年生で在学中であり、同じテニス部に所属していた。行方不明当日も直美さんと一緒に部活に参加していたが、3年生は早く練習が終わり、姉は午後3時か4時頃には帰宅していた。



お問い合わせ

Copyright (C) 2023 未解決事件X All Rights Reserved.

inserted by FC2 system