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茨城県坂東市中国籍男性死体遺棄事件(2016年9月)

2016年9月10日午前7時30分ごろ、茨城県坂東市の雑木林で、埼玉県越谷市から栗拾いに訪れていた男性(当時66歳)が、人の頭蓋骨のような物を発見し110番通報した。茨城県警境署員が確認した所、頭蓋骨の他、付近の土中から別の部位と見られる骨も見つかった。骨は成人の物と見られ、完全に白骨化していた。持ち物などは見つかっておらず、目立った外傷はなかった。

遺体はLLサイズの長袖パーカーとウエスト82センチの灰色の長ズボン(ニッカボッカ)を着用し、26センチのアディダスのスニーカーを履いていた。ほぼあおむけの状態で寝かされており、警察は何者かが遺体を土に埋めた死体遺棄事件の可能性が高いとみている。

その後の調べで遺体の身元は中国国籍で住居・職業不詳の徐天意さん(当時29歳)であることが明らかになった。 徐さんは2011年8月に日本に入国。茨城県内の個人農家で技能実習生として作業していたが、2013年3月に失踪したまま行方が分からなくなっていた。

現場は市民農園の管理棟から約150メートルの場所。周囲には田畑が広がり、雑木林が点在している。



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