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未解決事件ファイル

三鷹予備校講師殺人放火事件(1998年9月)

1998年9月28日午後10時20分ごろ、東京都三鷹市大沢のアパートで火災が発生し、駆け付けた警察官がこの部屋に1人で住む予備校講師・中山みづ江さん(当時31歳)の遺体を発見した。中山さんは下着姿であおむけに倒れ、首には絞められたような跡があった。

中山さんの遺体の顔の上には中山さんの衣類がかぶせられ、首から下にはタオルケットが掛けられていた。首以外は外傷がなかった。 室内には現金数万円が残されていたが、財布には現金が入っていなかった。特に室内を物色されたような跡はなく、テレビや電灯がつけっ放しだった。雑誌や紙が焼かれ、窓や玄関のカギがかかっていたことから、警察は顔見知りによる犯行の可能性が高く、犯人は中山さんの首を絞めて殺害した後、部屋に火をつけて逃走したとみている。中山さんは日本文学の大学院を卒業し博士号を得て、研究生として研究を続ける傍ら、週3、4日ほど予備校の講師をしていた。

2017年9月にDNA型の再鑑定が行われ、中山さんの爪から犯人のものと思われる男性のDNAの一部が検出されたが、警視庁などに保存されているデータには一致した人物はいなかったという。DNAの一部でも数億分の1の確率で人物を特定できるため、 警視庁は犯人につながる重要な手掛かりとみて捜査を続けている。



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