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未解決事件ファイル

大阪市東淀川区女児ひき逃げ・死体遺棄事件(1991年5月)

1991年5月6日午後5時半ごろ、大阪府大阪市東淀川区西淡路・市立西淡路小学校1年の山川典子ちゃん(当時6歳)が、自宅マンション近くの児童公園で花を摘んで遊んでいたところ行方不明になり、4日後の5月10日、大阪府守口市内のマンションにある貯水槽下で遺体で発見された。捜査本部は自宅マンション駐車場で血液反応があったことなどから、駐車場内で事故に遭った後、守口市のマンションに連れ去られた疑いが強いと判断、捜査を開始した。現場付近では濃い緑色の外車が目撃されていた。

典子ちゃんは頭と右手足の3か所を骨折、腹部全体に多くのひっかき傷と、右肩から左腹にかけて幅15センチの帯状の皮下出血がたすき掛けにあったが、交通事故特有のタイヤ痕は無かった。さらに、大きな傷は体の右側に偏っているうえ、腹部の傷も縦、横、斜めと方向がまちまちなのも、自動車事故による傷の特徴と大きく食い違っており、解剖医が再度原因を検討したが、事故によるものとは断定できなかった。

傷のうちの1つは高いところから落ちた時にできる傷に似ているとの意見もあった。遺体を遺棄した貯水槽は高さ2メートルのフェンスに囲まれており、マンション敷地内で人目につきやすく、短時間で遺棄することが困難と思われることから、複数犯の可能性もある。



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