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鹿児島県阿久根市強盗殺人事件(1997年8月)

1997(平成9年)年8月1日午後2時ごろ、鹿児島県阿久根市大川の下薗功さん(当時63歳)方に2人組の男が押し入り、下薗さんと妻の千鶴子さん(当時70歳)に「金を出せ」と脅したが、抵抗されたため金属バットのようなもので夫婦の顔や胸などを殴って逃走。2人は病院に運ばれたが、下薗さんが出血性ショックで間もなく死亡、千鶴子さんも胸の骨を折り1か月の重傷を負った。

犯人の2人組は20〜40歳とみられる身長170センチくらいの頬がこけたやせ形の男と、同じく20〜40歳くらいとみられる身長165センチくらいの小太り体型、色白でふっくらした顔の男。いずれも薄緑色の作業服上下を着ていた。なお熊本ナンバーの不審車両(白色普通乗用車 セドリック・グロリア、クラウン、シーマ)の目撃情報がある。

下薗さん方は3階建てで、夫婦は2階にいて襲われた。下薗さんは抵抗した際にもみ合い、上半身を金属バットでめった打ちにされていた。千鶴子さんは刃物で耳の下を切られていた。玄関のドアや窓などは壊されていなかったが、2階と3階が荒らされていたという。室内を物色したが、現金を発見できないまま逃走したとみられる。

犯行に使われたナイフは下薗さん宅に残されており、金属バットと帽子、作業着が下薗さんの自宅から10キロほど離れた阿久根市役所裏の大橋川から見つかった。「男性が川にバットと黒のポリ袋を捨てるのを見た」と通報があり、捜索したところ見つかったという。

捜査本部は交友関係から約3400人をリストアップするなどして捜査を進めてきたが、事件は現在も未解決である。

<鹿児島県警ホームページ>阿久根市 大川強盗殺人事件




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