世田谷区会社員男性殺人事件（1998年4月）

1998年4月8日午後5時ごろ、東京都世田谷区新町2丁目22番の路上で、会社員・荒井信一さん(当時40歳)が倒れているのを通行人が発見し、警察へ通報した。荒井さんは間もなく死亡が確認された。バイクとともに倒れていたため、当初は自損事故とみられたが、遺体を解剖して調べたところ、腹を刃物で刺されていたことがわかり、殺人事件と断定された。

新井さんの死因は腹を刺されたことによる出血性ショック死。荒井さんは別の場所で刺された後、バイクに乗って走行中、道路わきの植え込みに接触、転倒したものと思われる。荒井さんは1人暮らしで、7日午後6時過ぎに川崎市内の勤務先を出た後の足取りは分かっていない。現金などは盗まれていなかった。荒井さんの乗っていたバイクは黒のホンダ「ディオ」で、濃紺色のジェットヘルメットをかぶっていた。

この事件の5か月後の9月、東京都町田市で会社社長がボーガンで殺害された事件が起きており、その被害者は新井さんが勤務する会社と独立に際してトラブルがあったことが分かっているが、両事件ともいまだ未解決の状態である。

＜警視庁ホームページ＞玉川署管内殺人事件

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