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東久留米市ファミコンショップ内殺人事件(2000年4月)

2000年(平成12年)4月30日午後9時55分ごろ、東京都東久留米市大門町2丁目のファミコンショップ店「ファミコンジャンプ」で、経営者の大橋鉄雄さん(当時44歳)がカウンター内で頭から血を流して倒れているのを、同店を訪れた男性客(当時25歳)が発見し、119番通報した。大橋さんは病院へ搬送されたが、まもなく死亡が確認された。

大橋さんは頭や顔を鈍器のようなもので10回以上も殴られ、頭蓋骨が割れていた。死因は失血性ショックと開放性脳挫傷で、腕には抵抗した際についたとみられる傷があった。警視庁は殺人事件として、田無署に特別捜査本部を設置した。

カウンターのレジは開いた状態で、レジ内の紙幣は盗まれており、硬貨だけが残っていた。一方で現金20万円の入った封筒と、現金30万円の入った黒い手提げバッグが、ともに手つかずの状態で置いてあった。

大橋さんは1997年から同店店長として働き、1999年から営業権を譲り受けて経営者となった。1人暮らしでトラブルになるような生活態度は特に見受けられなかったという。店はアルバイトなどは雇わず1人で営業していた。店の営業時間は正午から午後10時まで。

現場は夜間、交通量や人通りが少なくなる場所で、犯人は閉店間際を狙った可能性もある。大橋さんは親類に「万引きが多くて困る。捕まえても証拠があるのか!などと逆切れされてしまう」と悩みを話すなど店の営業においてのトラブルは少なからず認知していた。

犯行時間帯には店の前から自転車に乗って立ち去った男が目撃されている。男は30~40歳代で、身長は約1メートル70センチあまり。ぼさぼさ頭の面長で縁の目立たない眼鏡をかけており、若干前かがみで歩く特徴があるという。ベージュ色っぽいジャンパーを着ていた。男は店の前に止めてあった紺か黒の自転車に乗り、西武池袋線東久留米駅の方向へ向かったという。

<警視庁ホームページ>東久留米市大門町ファミコンショップ内殺人事件



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