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未解決事件ファイル

市原市喫茶店店主射殺事件(2002年4月)

2002年(平成14年)4月8日午前2時10分ごろ、千葉県市原市五井中央西の7階建てマンション 「フラワーマンション」前の路上で、近くの民家にいた住民から 「銃声が5、6回聞こえ、窓から見たら男性が倒れている」と110番通報があった。

市原署員が駆け付けたところ、男性は胸や腹など数か所を撃たれ、血を流して倒れており、同市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。現場には薬きょう5、6個が落ちていた。市原署は、短銃を使った殺人事件とみて捜査を始めた。

同署の調べで、亡くなった男性は同マンション6階に住む喫茶店経営・太田修一さん(当時33歳)とわかった。太田さんは事件前、妻に「友だちに会いに行く」と言って外出したという。太田さんが倒れていた路上には、太田さんのものとみられる乗用車があり、帰宅しようと車から降りた直後に何者かに短銃で撃たれたとみられる。

近所の住民が事件直後、現場付近でいったんバックした後走り去る車を目撃しており、同署で関連を調べているが犯人特定には至っていない。太田さんは暴力団に所属しており、このことが事件と関係している可能性もある。現場はJR五井駅から西に約500メートル離れた商店街の一角。



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