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台東区外国人男性殺人放火事件(1999年11月)

1999年11月30日、東京都台東区鳥越のビルで、インド人の宝石店店員タッカー・バハラットクマル・ゴビンジさん(当時42歳)が殺害されているのを、訪れた宝石店の社長が発見した。タッカーさんは胸や背中など約30か所を刺されており、死因は失血死。部屋には灯油がまかれ、火をつけた跡があった。

タッカーさんの部屋には物色された手提げバッグがあり、中にはダイヤモンド数十個が小袋に分けて入っていたというが、残っていなかった。警察は何者かがダイヤを奪う目的でタッカーさんを殺害、部屋に火を付けたとみて捜査を開始した。

事件前日の29日午後1時40分ごろ、タッカーさんの部屋が騒がしかったため、大家が注意に行ったところドア越しに「すいません」と日本語で答えた男がおり、警察はこの男と事件との関連性を調べていた。

2018年12月、警視庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、インド国籍の元宝石卸業ディワカール・セティア容疑者(犯行当時22歳)を強盗殺人や現住建造物等放火などの容疑で国際手配していたことがわかった。

ディワカール容疑者はタッカーさんを刃物で刺殺した後預金通帳を奪って室内に灯油をまいて放火した上、口座から現金約1,200万円を引き出すなどしたことが明らかとなっている。容疑者はタッカーさんと知り合いで、事件直後にインドに出国していた。

ディワカール容疑者はインド・コルカタの出身でムンバイ市マタンガに居住歴がある。犯行当時は宝石卸業・貴金属加工業のスアシシュ・ダイヤモンド・ジャパン有限会社の責任者だった。身長182センチメートル位、体重100キログラム以上、肌が黒く体格はがっちりしている。

<警視庁ホームページ>鳥越二丁目ビル内外国人男性殺人・放火事件



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