神戸市須磨区マンション男性殺人事件（2001年5月）

2001年5月29日午前11時50分ごろ、兵庫県神戸市須磨区のマンション2階で、このマンションに住む無職・長谷川日出夫さん（当時60歳）が台所で頭から血を流して死んでいるのを、マンションの管理人と長谷川さんの友人が発見した。

長谷川さんは手足を粘着テープで縛られた状態で布団が頭からかぶせられてあり、全身に殴られたようなあざがあった。頭にも殴られたような傷があり、凶器と思われる棒が残っていた。また、首を絞められた跡があり、死因は窒息死と判明した。

現場には血の付いた足跡が複数残っており、複数名による犯行と思われる。また事件後長谷川さんの所有している車がなくなっており、市内で発見されている。長谷川さんの口座からは330万円の現金が引き出されており、ATMの防犯カメラに男の姿が映っていた。

男は年齢40～60歳くらい、身長160～170cmくらいのガッチリ型。左耳下にイボ又はホクロ様のものがあり、青色の丸首シャツに白色のラインが入った黒色ズボン姿、迷彩模様の帽子をかぶっていた。

兵庫県警須磨署捜査本部は現場近くの板宿商店街で買い物客らにチラシを配るなどして情報提供を求めたが、現在も犯人に結びつく有力な手掛かりはつかめていない。

＜兵庫県警ホームページ＞神戸市須磨区川上町における男性殺人事件

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