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墨田区アパート女性強盗殺人事件(2002年1月)

2002年1月4日午後6時50分ごろ、東京都墨田区本所3丁目のアパートで、この部屋に住む飲食店店員・斎田栄子さん(当時53歳)が寝室で頭から血を流して死んでいるのを、訪ねてきた甥が見つけた。斎田さんに首を絞められた跡や室内が物色された跡があったことから、強盗殺人として捜査を開始した。甥は斎田さんが勤務している店から欠勤していると連絡を受け、斎田さん宅を訪れたという。

斎田さんは発見当時パジャマ姿で、ベッド脇にあお向けで倒れおり遺体には布団が掛けられていた。手で首を絞められた上に後頭部を鈍器で殴られた跡があり、左胸と首を数カ所ずつ刺されていた。遺体の状態や斎田さんの知人の話、新聞の取り込み状況などから、斎田さんは2001年12月31日から2002年1月1日にかけて何者かに殺害された可能性が高いとみている。玄関は施錠されていたが、居間や寝室のタンスが物色されベッドの上には引き出しや現金が抜かれた財布などが放置してあった。

その後の調べで、斎田さんが知人との間に金銭トラブルを抱えていることが判明した。斎田さんが知人の男性に数百万円を貸し、返済されていないという。また、男性が斎田さんから借りたキャッシュカードが使えなかったことから、金融機関ともトラブルになっていた。

この男性は事件前年に斎田さんの勤務先飲食店や自宅、金融機関の周辺に「(この金融機関は)カードのトラブルで弱い者いじめをしている。今回の被害者は斎田さんだ」などと書かれたビラを貼るなどしており、名誉棄損で略式起訴されている。また斎田さんも男性とのトラブルを警察に相談していた。

現場は三ツ目通りの西側にあるアパートの2階で、付近は商店・会社事務所・住宅が混在し、昼間は人通りの多い地域。

<警視庁ホームページ>本所署管内 本所三丁目アパート内女性強盗殺人事件



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