未解決事件ファイル
板橋区アパート内男性強盗殺人事件(2004年3月) |
2004年3月24日午後1時ごろ、東京都板橋区小茂根5丁目にあるアパート「パーク小茂根A」で、この部屋に住む江口政信さん(当時57歳)が血を流して倒れているのを訪ねてきた知人の女性が見つけ、119番通報した。江口さんは左胸を刺され既に亡くなっていた。死後約3週間とみられる。知人がアパートを訪れた際に返事がなく、鍵が開いていたので中を覗いたところ、すぐ隣の台所で江口さんが倒れていたという。
発見時玄関の鍵は開いており、江口さんはジーンズにジャンパーを着て、靴を履いたまま台所にうつぶせで死んでいた。江口さんは左胸を1回刺されており、遺体のそばに血の付いた包丁が落ちていた。また、居間の窓ガラスのクレセント錠周辺が外から突き破られ、たんすや仏壇の引き出しが荒らされていた。居間には1万円札や小銭が散乱しており、500万ほどが入った封筒がなくなっていた。
玄関の上がりかまちには、2月29日午後10時前の記載があるレシートと食料品が入ったスーパーの買い物袋が落ちていた。これらの状況から、江口さんがスーパーから帰宅した直後、空き巣目的で室内にいた犯人と鉢合わせになり、刺殺されたとみられる。
江口さんは2年前に母親を亡くして以来1人暮らしをしていた。近隣との付き合いはなかったものの、休みの日などは、近所の子どもたちに縄跳びを教えるなど、優しく子ども好きな性格だったという。現場は環状七号線にある板橋警察署茂呂交番の北西約300メートル、板橋区立城北中央公園の南方約600メートルのところにあるアパート。
<警視庁ホームページ>小茂根五丁目アパート内強盗殺人事件
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