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埼玉県伊奈町工務店経営者妻殺人事件(2007年1月)

2007年1月10日午後4時15分頃、埼玉県伊奈町小室にある工務店「細田陶器瓦店」の経営者・細田俊雄さん(当時64歳)から「妻が倒れていて意識がない」と110番通報があった。警官が駆けつけたところ、妻で専務の美代子さん(当時47歳)が事務所2階で胸を刺され、血を流して倒れていた。美代子さんは既に死亡していた。

美代子さんは事務所入口付近の金庫にもたれかかるように倒れていた。胸に3か所の刺し傷があり、中には深さが約17センチに達するものもあった。死因は失血死。着衣に乱れはなかったが、抵抗した跡があった。美代子さんに昼食をとった形跡がないことから、犯行時刻は午前中とみられる。

金庫は開けようとした形跡がなく、机の上の封筒に入っていた現金もそのまま残されていたが、美代子さんのバッグと財布がなくなっていた。美代子さんは携帯電話を2台持っていたとみられるが、うち1台も見つかっていない。また、机の引き出しにあった硬貨の現金計約8,000円もなくなっていた。 犯人は犯行後、事務所入り口ドアを施錠し、逃走したとみられる。

事件当日の午後2時45分頃、近くに住む次女が届け物を渡すため、出入り口付近にあった鍵を使い事務所内に入っていたが、次女は机上に届け物を置いて間もなく外へ出て鍵をかけ、元の場所に鍵を戻している。その時は美代子さんの姿に気がつかなかったという。

美代子さんは夫の俊雄さんと長男(当時21歳)の3人暮らし。10日は俊雄さんが午前7時50分頃に従業員と仕事に出かけ、午前8時頃には長男が大学へ出掛けたため、以後は美代子さんが自宅兼事務所に1人で残っていたという。




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