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大分県日出町主婦失踪事件(2011年9月)

2011年9月12日、大分県速見郡日出町大神に住む主婦・光永マチ子さん(当時35歳)が行方不明になった。

光永さんはこの日、朝から体調が優れず朝の支度が遅れてしまったため、通学時間に間に合いそうになかった長男(当時10歳)と長女(当時7歳)を車で小学校へと送った。

午前9時45分頃、小学校から「(長女の)前歯が欠けてしまったので迎えにきて欲しい」という連絡があったため、光永マチ子さんは再び車で小学校へと向かっている。

午前10時過ぎ、光永さんは小学校へ行き長女を引き取り、その足で地元の歯科医院へ連れて行った。治療を終えた後、光永さんと長女が歯科医院から約1キロ離れたスーパーマーケット「マルショク川崎店」に立ち寄って買い物をしている姿が同店の防犯カメラに記録されている。

午前11時半頃、光永さんは長女を再び小学校へと送り届けた。光永さんはこの時、長女に「めまいがするので家で寝ている、終わったら電話して」と伝えたという。光永さんの姿が確認されたのは、この時が最後となった。

午後3時頃、長女が小学校から歩いて帰宅した際、自宅玄関の鍵は開いたままになっており、光永さんは不在だった。長女を学校に送って行った際に乗っていた車は自宅に置かれていたことから、光永さんは少なくとも1度は自宅に戻った可能性が高いとみている。

母親の不在に不安を覚えた長女は、父親(光永さんの夫)と祖母に電話で連絡。帰宅した光永さんの夫が自宅内を確認したところ、特に荒らされたような形跡はなかった。光永さんはとても慎重な性格で、出掛ける際にはいつも家の鍵をかけて出ていたという。

自宅からは光永さんが普段使用しているバッグ、財布、ポーチ、家と車の鍵、健康保険証、キャッシュカード、クレジットカード、白い花飾りのついたビーチサンダルなど日常的に身につけていたものがなくなっていた。

また、愛用していた自分用の枕と、長女がタオルケット代わりに使用していたプリキュアがプリントされたバスタオルもなくなっていた。光永さんが過去にこれらを自宅から持ち出した事はなかった。一方で、携帯電話は光永さんの布団のそばに置かれたままになっていた。衣類や化粧品もそのまま残されていた。

失踪後もクレジットカードやキャッシュカードの利用は確認されておらず、病院を受診した記録も確認されていないという。自宅の冷蔵庫には、歯科医院の帰りに立ち寄ったスーパーで購入したと見られる飲みかけのお茶のペットボトルが残されていた。

光永さんは身長152〜153センチ、体重43〜45キロの小柄な体型。髪は肩よりやや長めで天然パーマがやや強く、毛先がクルンと巻いた感じだという。光永さんの自宅は田舎町にあり、車で行動しないと不便な場所。自宅付近に他の家はないという。



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