未解決事件ファイル
上野公園ボート池男性殺人事件(2006年8月) |
2006年8月4日午後2時過ぎ、東京都台東区上野公園の不忍池で埼玉県さいたま市西区内野本郷に住む配管工・佐藤保さん(当時64歳)がうつぶせの状態で浮かんでいるのが見つかった。公園内の「ボート池」と呼ばれる部分の西岸でボート遊びをしていた人が見つけ、ボート乗り場事務所を通じ、上野署に110番通報した。
佐藤さんは1日正午ごろ、「気晴らしに大宮に行く」と言い埼玉の自宅を出ており、2日午前9時ごろに「家には帰らない」と家族に電話したまま行方が分からなくなっていたため、4日に家族が埼玉県警へ捜索願を出していた。
解剖の結果、佐藤さんは首を絞められて殺害されたことが判明。4日午前6時ごろに殺害されたとみられる。頭に殴られたような傷もあったことから警視庁は殺人事件と断定、捜査本部を設置した。事件当日、公園内では骨董市が開催されていて人の出入りが激しかったという。
佐藤さんは、1日午後2時過ぎにJR上野駅の改札付近で防犯ビデオに映っていたのが確認されている。3日に上野公園内の植木市近辺で目撃されているのを最後にその後の足取りが分かっていない。
佐藤さんの発見当時の服装は、緑色の絵柄入り長袖シャツに黒色ズボン、黒色短靴、灰色つば付帽子を着用していた。所持品は小銭数十円、うす茶色のベスト、腕時計で携帯ラジオを首から提げていたという。身長156センチで白髪まじりの短髪。
<警視庁ホームページ>上野公園ボート池男性殺人事件
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