未解決事件ファイル
仙台市若林区男性刺傷事件(2008年11月) |
2008年11月18日午前1時ごろ、宮城県仙台市若林区古城2丁目にある宮城刑務所北側の路上で会社員・菅原邦彦さん(当時39歳)が何者かに左目を刺され、意識不明の重体となった。菅原さんは帰宅途中で、自転車に乗っていたところを襲われた。菅原さんを襲ったのは2人組の男と見られ、このうちの1人は年齢が10代後半から20代、身長は170センチから180センチぐらいで土木作業員のような服装をしていたという。
犯人は菅原さんのものと見られる黒いショルダーバッグを持って逃走。また菅原さんの財布や携帯電話も見つかっておらず、警察は、強盗致傷容疑で捜査している。犯人は菅原さんが当時持っていた傘で菅原さんの左目付近を刺したとみられ、この傘も現場からなくなっている。
菅原さんはなんとか一命を取り留めたが、怪我の後遺症のため現在も話したり歩いたりすることができず、介護が必要な状態だという。
強盗致傷事件の時効完成まで1年となった2022年11月18日、宮城県警若林署は現場近くのヨークベニマル遠見塚店で情報提供を呼びかけた。署員と地域住民計約25人が参加。店の入り口で「頭に白いタオル」「ダブダブの作業ズボン」など犯人の特徴が書かれたチラシ500枚を来店客に配った。県警はYouTubeで事件に関する動画も投稿。犯人逮捕につながる有力情報の提供者には最高300万円の謝礼金が支払われる。
<宮城県警ホームページ>仙台市若林区古城地内における路上刺傷事件(PDF)
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