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徳島県三好市女性焼死事件(1991年7月)

1991年7月21日、徳島県三好郡(現・三好市)井川町の県道140号線沿いの車両待避所で、家庭用の黒いポリ袋に包まれている女性の焼死体が発見された。遺体は油のにおいがしていたが、付近に油の容器が見当たらないことから警察は殺人事件と断定。近くの雑木林で車のエンジンオイルの空き缶などが見つかったことから、女性は別の場所で殺され、現場に運ばれてから、エンジンオイルをかけられ焼かれたとみられる。

女性の推定年齢は19~25歳で、身長157センチ、血液型はB型。国内で販売されていないイタリア製の14金ネックレスを身につけていた。また、顔を中心にエンジンオイルがかけられて激しく燃えており、身元を隠すために遺体を燃やしたと思われることから、顔見知りの犯行と思われた。

遺体が入っていたゴミ袋とオイルは兵庫県内で販売されていたことが分かっており、遺体発見前日には神戸ナンバーの車が付近で目撃されている。このような状況から、女性は神戸市周辺に土地勘があるとみられている。現場は国道192号線から南に10キロほど進んだ先の大利辻線沿いの県道で、車の往来は比較的多い。

捜査本部は全国の警察に出されている3000人以上の家出人捜索願を洗い直し身元の判明に全力を挙げたが、該当する人物はおろか、犯人に関する有力な情報も得られなかった。事件発生から15年後の2006年7月21日、公訴時効が成立した。



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