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未解決事件ファイル

神戸市北区女児ひき逃げ死体遺棄事件(2001年6月)

2001年6月3日午後10時ごろ、唐櫃(からと)小学校3年の宮崎早紀さん(当時8歳)は、姉に「お母さんを迎えにいく」と言い残し、自宅から北西に約500mの神戸電鉄唐櫃台駅に向かったまま行方が分からなくなった。4日午前0時半頃、神唐櫃台駅の改札付近で近所の住民に目撃されたのが最後の姿だった。

7日朝、駅から約2.5キロ北の神戸市北区有野町の有野川下流の浅瀬で早紀さんの遺体が見つかった。死因は脳挫傷だった。早紀さんの上半身には、強い衝撃を受けた跡があった。県警は別の場所で早紀さんが車高の高い車にはねられた後、橋から川に投げ込まれた可能性があるとみて、ひき逃げや殺人などの疑いで捜査を開始した。発見現場から300メートル上流にある雑木林では、早紀さんの毛髪が見つかっている。

早紀さんは身長約130センチで細身、眼鏡を着けていた。服装は緑色のジャンパー、黄色のワンピースに白色の運動靴だった。早紀さんは、これまでにも仕事で帰りの遅い母親を迎えに行くことがあった。明るく人なつっこい性格で、礼儀正しい女の子だったという。

ひき逃げ事件としては2006年に公訴時効が成立したが、その後殺人容疑に切り替えて捜査を続行。しかし、早紀さんが投げ込まれたとされる橋付近は深夜の交通量が少なく、犯人逮捕にいたる目撃証言はいまだにない。



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