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横浜市南区主婦殺人事件(2015年7月)

2015年7月20日午後10時5分ごろ、横浜市南区六ツ川4丁目のマンションに住む職業不詳・五十嵐貴子さん(当時41歳)方で「お母さんが刺されている」と、同居する次男(当時16歳)から110番通報があった。駆け付けた南署員がベッドで胸から血を流して死亡している五十嵐さんを見つけた。遺体の近くに血の付いた包丁があり、県警は殺人の疑いがあるとして自宅マンションを現場検証し、血の付いた包丁1本を押収した。

県警によると、21日の司法解剖の結果、五十嵐さんの死因は刃物で刺されたことで心臓の周囲に血液がたまって圧迫される「心タンポナーデ」と判明。死亡推定時刻は20日午後8時半ごろから同10時ごろまでの間で、胸以外に目立った外傷はなかった。抵抗した際に手や腕にできる「防御創」が遺体になかったことから、五十嵐さんは寝ていたところを襲われた可能性がある。また、胃を調べたところ、食事をしていた形跡も見つかったことから、五十嵐さんは死亡する直前まで通常の生活をしていたとみている。

五十嵐さんは建築会社員の次男と大学3年生の長女(当時20歳)の3人暮らし。20日午後10時ごろ、仕事から帰宅した次男が、居間のベッドで黒いワンピースのような部屋着を着て、あおむけの状態で左胸に包丁が刺さった五十嵐さんを見つけた。包丁は署員が到着する前に次男が抜いたといい、遺体の足元に置かれていた。

当時、玄関は施錠されておらず、室内に争った形跡や荒らされた様子はなかった。次男は20日の朝6時過ぎに出勤しており、長女が外出する正午すぎに五十嵐と会話した際は変わった様子はなかったという。

現場はJR東戸塚駅から東へ約1.7キロの住宅街の一角。近所に住む住民の話によると、「五十嵐さんはスナックやホステスなど夜のお酒関係の仕事をしていたのではないか」とのことで、客とのトラブルの可能性もあるとみている。




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