未解決事件ファイル
浦和市ゲームセンター従業員女性殺人事件(1997年3月) |
1997年3月31日午前1時30分ごろ、埼玉県浦和市常盤9丁目(現さいたま市浦和区常盤9丁目)にあるゲームセンターのカウンター付近で、従業員の武笠静さん(当時73歳)が胸から血を流して死んでいるのを、店舗2階に住む経営者の長男が発見した。
武笠さんの胸には刃物で3カ所刺された跡があり、あおむけに倒れていた。長男は近くのコンビニエンスストアで買い物をして帰宅した際、店の明かりが閉店時間の午後11時半を過ぎてもついていたため不審に思い、店内に入ったところ武笠さんを発見した。
この店の従業員は武笠さんと夫(当時76歳)の2人だけで、30日は午前10時から正午までと、午後5時から閉店までが武笠さんの勤務だった。
店内にある両替機のふたが開けられ、床には50円硬貨数10個が散乱していたことから強盗目的の犯行と思われる。この店には札の両替に使うための手提げ金庫があったが、こちらは鍵がかかったままだった。
現場はJR京浜東北線北浦和駅西口の南方約70メートルに位置し、駅前の雑居ビル、商店、マンション等が密集する地域。現在このゲームセンターの跡地は斎場となっている。
【埼玉県警ホームページ】浦和市常盤地内ゲームセンター女性従業員殺人事件
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