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未解決事件ファイル

群馬一家3人殺害事件(1998年1月)

1998年1月14日の夜、高崎市群馬町(旧群馬町三ツ寺)で電気工事業を営む石井武夫さん(当時48歳)宅で、武夫さんをはじめ、妻・千津子さん(当時48歳)、武夫さんの母・トメさん(当時85歳)の3人が惨殺され、武夫さんの長女(当時26歳)にストーカー行為を働いていた運送会社の元従業員・小暮洋史(当時29歳)が全国に指名手配された。

小暮が商品の運搬のために高崎市内のドラッグストアを訪れた際、同店に勤務していた武夫さんの長女に一目惚れしたのがきっかけでストーカー行為を行うようになった。その後、勤務時間以外でも度々出入りするようになり、何度もしつこく食事やデートに誘ったものの、長女に断られ続けて逆上。長女が運転する車を尾行したり、家までつきまとったりしたほか、電話を執拗にかけてきたという。

事件の数日前、小暮は会社の掲示板に「辞めます」と書き残し失踪。突然石井さん宅を訪れて長女に会わせてほしいと求めるも、長女が外出中だったため家族が断った。すると小暮は勝手に家に上がり込み、鋭利な刃物で武夫さんの胸、千津子さんの背中を刺して殺害。そして最後に、抵抗することもできないトメさんの首を絞めて殺害した。 その数時間後、長女は帰宅したが家に潜んでいた小暮に背後から襲われ、玄関の脇にある和室に引きずりこまれた。長女は抵抗し、興奮した様子の小暮を約1時間半にわたってなだめると、小暮は「家族は薬で眠らせている」と言い残し、石井さん宅を出て車で逃走した。

当時の報道によると、小暮は大量の血を流して亡くなった武夫さん夫妻の遺体を、浴槽に運んで片付け、長女の帰りを待っていたという。事件後、小暮容疑者は黒の乗用車、日産「シルビア」(群馬33も8670)に乗り、国道50号線を水戸市方面に逃走。その後、平成1998年1月21日深夜に群馬県太田市、埼玉県熊谷市周辺で通行が確認されたのを最後に足取りがまったくつかめていない。

事件の直前、小暮は知人に「警察に見つからずに死ぬ方法がある」と話していたという証言や、小暮の銀行口座に動きがないなど「生活のにおいが感じられない」(県警幹部)ため、車ごと自殺を図った可能性もあるとして、県内外の湖沼約20ヶ所を捜索したが、小暮も車も発見には至っていない。

事件から24年が経過した2022年1月、県警本部と高崎署の警察官計26人が改札前や通路に立ち、小暮の顔や手配車両の情報などを掲載したチラシ、ティッシュを配った。改札付近では事件概要を説明する動画を上映。加齢を踏まえて推測した小暮容疑者の容貌や「手の臭いをかぐ」「爪をかむ」といった癖、手配車両の情報を記載したパネルも設置した。

2021年末までに寄せられた情報は2821件。昨年は前年比68件増の201件がもたらされたが、逮捕に結びつく有力な手掛かりは得られていない。捜査本部は57人態勢で小暮容疑者の行方を追っている。なお、解決に結び付く情報提供者には最高300万円の公的懸賞金(捜査特別報奨金)が支払われる。




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