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ローソン加賀桑原町店強盗殺人事件(2010年11月)

2010年11月3日午前2時57分ごろ、石川県加賀市の国道8号沿いにあるローソン加賀桑原町店(現在は閉店)のレジカウンターに男が押し入り、男性ともみ合いになった末、持参した包丁で男性を刺し殺す事件が発生した。男性はこの店の店長、山崎外茂治さん(当時68歳)。山崎さんは胸などを包丁で刺され、死亡した。犯人はレジの金に手を付けず、現場に刃渡り約20センチの洋包丁と白い袋を残して逃走した。

店内に設置した防犯カメラには犯人がかつらをかぶっていた様子が映っており、「マネーマネー」と金を要求する声も録音されていた。移動に使った青色トラックは北約4キロの小松市内の工事現場で盗んだとみられ、犯行後、工事現場近くのあぜ道に乗り捨てられていた。

県警は情報提供を呼びかけるため犯人が着用していた長髪の「かつら」の発見場所などを公表。かつらは、犯行現場のコンビニから北北東約2.3キロの加賀市中島町の道路脇で見つかった。中央線のない市道で、周辺に田んぼがある住宅街。 かつらは付近の住民が事件当日の午前7時半ごろ見つけたといい、県警は犯人が逃走中に捨てたとみている。かつらは1987年~96年、主に美容室で販売されていたタイプだという。

また、後の調べで犯人は現場を下見していたらしきことが判明。事件直前の午前2時40~50分ごろ、犯人が移動に使った青色のトラックが、コンビニの北約200メートルの農道にライトをつけたまま止まっていたとの目撃情報が複数あった。

午前2時51分ごろには、コンビニ駐車場に入って店舗裏手でUターンし、再び店舗前の国道8号へ。その後再び農道に戻ったらしく、6分後には農道から駐車場に入り、犯行に及んだという。 かつらの発見場所にも、トラックをとめていた農道にも街灯はなく、犯人は土地勘のある人物とみられる。

犯人は身長165~175センチ。石川県警は40人態勢で捜査を継続中。事件解決につながる情報提供者には上限300万円の公的懸賞金が支払われる。

【石川県警ホームページ】ローソン加賀桑原町店における強盗殺人事件



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