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全国指名手配犯

警察庁指定重要指名手配犯

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山梨市強盗致傷事件
指名手配犯
宮内 雄大(みやうち ゆうだい)

生年月日:1975年10月13日
出身地:長野県
身長:177センチメートルくらい
体格:小太り
特徴:内股気味でヒョコヒョコ歩く、酒・タバコ・競馬好き、右上前歯に治療の痕があり、黄色く変色している

現行犯逮捕直後にパトカーから逃走。コンビニに立寄るもその後の消息はつかめず

2013年2月23日午前4時頃、山梨市内の民家に無断で侵入、住人の50歳代男性の顔を殴り現金を盗んだとして、長野県出身の宮内雄大(当時37歳)が住居侵入容疑で現行犯逮捕された。日下部署員3人が宮内を連行し、パトカーの後部座席に署員2人に両脇を挟まれる形で乗せられていたが、日下部署に到着し車を降りた直後に突然走り出し、署のフェンスを乗り越え、北側の果樹園の方向に姿を消した。

山梨県警は緊急配備を敷き、同日、強盗致傷容疑で宮内を指名手配した。翌日の24日には、長野県駒ヶ根市のコンビニ店に立ち寄っていたことが分かった。宮内は逃走後、盗んだ車で事故を起こしており、乗り捨ててあった車に残されていたレシートから足取りが判明した。

県警の発表によると、宮内とみられる男が24日午後9時頃、このコンビニ店内を歩く様子が防犯カメラに映っていた。県警は28日、このコンビニ店の防犯カメラの映像を公開。宮内は逃走時には身に着けていなかった青いダウンジャケットや、黒っぽい靴を着用していた。

その後県警は、逃走防止に必要な措置を怠り、県民の信用を失墜させたとして、宮内を連行した男性警部補(当時47歳)を戒告の懲戒処分とした。この警部補は、宮内に手錠をかけていなかったほか、パトカーから降りる際に宮内の体をつかんでいなかった。パトカーに同乗していた他2人の署員は、所属長訓戒と本部長注意の処分を受けた。

国家公安委員会規則の犯罪捜査規範は、容疑者に逃走や自殺などの恐れがある場合、手錠をするよう定めている。署員らは宮内が凶器を持っていないことなどは確認したが、手錠は使用していなかった。

2022年12月21日、宮内の逃走からまもなく10年となるのを前に、警察OBがつくる団体が有力な情報の提供者に対して最高で100万円の懸賞金を支払う期間が1年間延長されることになった。逮捕に結びつく情報の貢献度合いに応じて上限100万円としている。懸賞金は2018年から設けており、以降1年ごとに延長している。

情報提供を呼びかけるポスターには、マスク姿の宮内の写真も掲載している。事件発生から2024年2月の時点で約490件の情報提供があったが、逮捕につながる有力な情報はなく現在も行方は分かっていない。

<山梨県警ホームページ>強盗致傷被疑者、公開指名手配中(平成25年2月山梨市内の民家で発生)



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