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    牛久市17歳少年強盗致死事件(2000年5月)

    2000年5月4日午前0時半ごろ、牛久市中央のスーパー駐車場で、交際中の女性(当時22歳)と一緒にいた牛久市岡見町の土木作業員藤井大樹さん(当時17歳)が男4人組に因縁を付けられ、殴る蹴るの暴行を受けたあげく数千円を奪われた。藤井さんは脳挫傷などで9日後に死亡した。この4人組もまた、目撃証言から17歳前後の少年であると思われた。

    茨城県警竜ケ崎署は事件時に藤井さんと一緒にいた交際中の女性の目撃証言を基に2人分の似顔絵を作成、報道機関に提供した。一方で、県警を通じて似顔絵公開の是非を警察庁に問い合わせたところ、「(犯人が少年である可能性が高いため)消極に解する」との回答があり、ポスターなどの掲示はできないと判断した。

    その後の捜査で、4人とよく似た若者が事件の約2時間前、現場近くのコンビニエンスストアに立ち寄っていたことが分かり、防犯カメラの映像を基に4人の詳細な似顔絵を作成。だが前述の警察庁による通達があったため、報道機関には提供しなかった。

    ところが、事件から数か月たっても有力な手掛かりが得られず、同署は独自の判断で署のホームページに4人の似顔絵を掲載し、情報提供を呼び掛けた。こうしたちぐはぐな対応ぶりに少年の両親は「1か月ほど前に飲食店で4人の似顔絵が張ってあるのを見つけ、署に問い合わせたら、『少年法の規定で公開できない』とはがされてしまった。どうして公開できないのか不思議だ。ホームページが良くて、ポスターやビラが駄目な理由が分からない」と不満を表していた。

    その後、2001年6月にはホームページから似顔絵が削除された。

    2003年12月、警察庁は凶悪事件では少年でも例外的に写真や似顔絵、住所、氏名などの捜査資料を公開する運用基準を決定、翌年の2004年5月には正式に4人の似顔絵を公開した。この方針に基づく公開捜査は全国で初めてとなった。県警は(1)強盗の事実が確認され犯行の凶悪性が明らかになった(2)情報が少なくなり捜査が行き詰まってきた-などを公開理由に挙げている。

    公開したのは似顔絵のほか当時の4人の身長、体格、頭髪、着衣などであるが、その後のこの4人につながる有力な情報は得られていない。

    <茨城県警ホームページ>牛久市中央地内における少年被害の強盗致死事件

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