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    新潟市タクシー運転手殺害事件(2009年11月)

    2009年11月2日午前1時30分頃、新潟市東区空港西1の路上にとまっていたタクシーの運転席で、「三洋タクシー」(新潟市東区)の運転手阿部次男さん(当時63歳)が血まみれで倒れているのを同僚が発見し、110番した。阿部さんはすでに死亡しており、首に刺し傷があることから、新潟県警は殺人事件と断定し、新潟東署に捜査本部を設置した。

    阿部さんの首には複数の刺し傷があり、司法解剖の結果、死因は首の左側を刺されたことによる出血性ショック死で、死亡推定時刻は1日午後11時ごろ。タクシーの売上金などの入ったセカンドバッグや私用の財布がなくなっていた。

    捜査本部によると、勤務するタクシー会社の同僚に発見された際、阿部さんはあおむけで、運転席シートにもたれ掛かるような状態で倒れており、上半身が血だらけだった。 また、遺体で見つかった約2時間半前の1日午後11時ごろ、阿部さんのタクシーが新潟駅から現場方面に向かって走っていたことも確認されている。

    現場近くの住民によると、同日午後11時半ごろには現場にハザードランプのついたタクシーが止まっていたという。阿部さんの勤務時間は午前7時~午後11時。同僚の話によると、この日は最後の客を空港西へ乗せていったのが午後11時頃であり、この最後の客を重要参考人と見なして今現在捜査中だが、犯人は絞り込めていない。

    その後の捜査関係者への取材で、阿部さんのタクシーは発見時にエンジンがかかっていた一方、料金メーターが約2000円の表示で止まっていたことがわかった。阿部さんの傷は頭、体の後部や左側に複数あり、県警の捜査本部は、犯人が現場付近で料金支払いを装って停車を求め、スピードを緩めた阿部さんを後部座席から襲ったとみている。

    阿部さんのタクシーは高さ約20センチの歩道に、左前輪を乗り上げた状態で見付かっている。同僚によると、料金メーターが1日午後11時ごろから約1時間支払い状態だったため、不審に思った別の同僚が会社の全地球測位システム(GPS)で位置を確認した上で捜し、発見したという。 タクシーの左側には高さ約60センチの植え込みがあり、客を降ろすための停車ではなかったとみられる。

    三洋タクシー(新潟市東区藤見町2丁目)などによると、阿部次男さんのタクシーには、運転席と後部座席を隔てる仕切り板や防犯カメラが付けられていなかった。同社は2002年のサッカーワールドカップに備えて全車に仕切り板を設置したが、料金受け取りや会話の際に邪魔になると、外してしまう運転手が少なくなかったという。

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